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外資系勤務の26歳が書く娯楽感想記。

【映画】ミスター・ガラス 感想

 

ミスター・ガラス (字幕版)

ミスター・ガラス (字幕版)

 

 

 

 

 

はじめに

アンブレイカブル』『スプリット』から続くシリーズの第3弾。M・ナイト・シャマラン監督が個人資産を投げ打って制作したという噂もありましたが、それだけ渾身の1作へと仕上げてきたのでしょう。

主要キャストはそれぞれ前作から引き継ぎ、ブルース・ウィルスサミュエル・L・ジャクソンジェームズ・マカヴォイらが演じてます。

 

作品についてはこの辺にして・・・

私はこのシリーズが好きです。それは、超人による常軌を逸した行動と思考が鮮明に描かれていて、あっという間にこの世界観に引きずり込まれていくかのよう錯覚していく感覚を強く感じられるので。あと、強烈なキャラクターの存在感もいいですね。その中でも、本作で最も焦点が当てられるイライジャの不気味さがたまらない。イライジャは映画作品において、印象的な悪役ベスト10までにはランクインしますね。(あくまで私個人のランキングですが・・・)

アンブレイカブル』はDVDで、『スプリット』は映画館で視聴していますが、今作は予告編を観たときから絶対に映画館で視聴しようと思っていたので、公開後すぐに観に行ってきました。(感想書くのが4カ月も後になってしまいましたけど、気にしないでいただければ・・・)

 

 

ー目次ー

 

 

あらすじ

フィラデルフィアのとある施設に、それぞれ特殊な能力を持つ3人の男が集められる。不死身の肉体と悪を感知する力を持つデヴィッド、24人もの人格を持つ多重人格者ケヴィン、驚くべきIQの高さと生涯で94回も骨折した壊れやすい肉体を持つミスター・ガラス。彼らの共通点は、自分が人間を超える存在だと信じていること。精神科医ステイプルは、すべて彼らの妄想であることを証明するべく、禁断の研究に手を染めるが……。 

 

 

感想

 「シャマラン監督らしい難解なストーリー。これが観たかった!」

視聴後、率直な感想が上記。

 

単純明快などは無視、前作含めて隅々まで観察しないと全ては理解できない。でも、これがシャマラン作品の醍醐味であって、面白さでもあります。

本作はイライジャの超人的思考力と純粋な悪意で世界をかき乱していくのですが、その真意がラストシーンで明らかになったときは驚嘆させられました。イライジャ良いキャラしてるますよホントに。ただし、これはサミュエル・L・ジャクソンの演技力あってこそのもの。イライジャは彼以外考えられないと思う見事なキャスティング。

少し脱線しましたが、イライジャの目的は前作からずっと変わっていなくて、それが本作でようやく実現される。そこまでの筋書きが非常に素晴らしかったです。ストーリー&演出の完成度が、特に高かったと思います。

 

ストーリー、キャラクター、演出。この3つ共が素晴らしかったです。

 

 

最も良かった点

上記でも少し書いたが、 キャラクターとキャスティングですね。イライジャ役のサミュエル・L・ジャクソンや、20以上の人格を持つケヴィン役のジェームズ・マカヴォイ、彼らの高い演技力が無ければこのキャラクターは表現できなかったであろう。それくらい適役であった。

しかし、私の中で一番のキャストは、ケイシー役のアーニャ・テイラー・ジョイだ。彼女は前作『スプリット』か続投だが、前作よりも遥かに役にしみついているし存在感もある。名優たちの中で輝かしいインパクトを放っていた。登場時間は短いが、記憶に残る印象的な演技をしていた。本作で彼女は、注目すべき若い女優になったこと違いないと思います。(他には、エル・ファニングも目が外せないです。)

  

しいて言うなら悪かった点

シリーズものなのでどうしても単発で観れず、視聴しても訳分からないかもしれないストーリー構成だというところだろうか。まあでも、本作を観たいと思う方は前作が面白いと感じていて、やっと続編が公開されたから視聴しようというタイプが多いとは思いますが。

なので、私は本作単体ではオススメせず、『アンブレイカブル』からの3部作シリーズとしてオススメしたい。

 

あと、サラ・ポールソン演じた精神科医は唯一イマイチなキャラクターでした。存在が弱いというか、主役キャラクターと敵対する位置としては不十分だったかな。正直、このキャラならば登場しないでほしかったと思ってしまったくらいだ。まあ、多少の嫌悪感を私に抱かせたので全く不必要だった程では無いけども、微妙なキャラクターでしたね。

 

 

評価

・ストーリー 〇

・キャラクター △

・演出 〇

・満足度 〇

・中毒性 〇

総評 ★★★★☆(4.2点/5点満点中)