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外資系勤務の26歳が書く娯楽感想記。

【映画】デッドプール2 感想 ※多少ネタバレあり

 

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 ※公式ホームページより

 

 

 

 

 

はじめに

前作が公開されてから早2年。今年の6月1日に待ちに待った続編が、全国公開されました。私はデッドプールが好きなので早速観に行きました。

 

 

 

 

感想

1,前作がラブストーリーならば、今作はホームドラマ!

 まず前作の簡単なあらすじを。

ウェイド(=Ryan Reynolds)が末期がんに侵され、謎の組織による謎めいた実験によって顔が全身やけどのようにただれてしまう。しかし、それと引き換えに不死身かつ再生能力という超人的能力を手に入れたことで、自分の顔をただらせた組織を潰そうと暗躍する。だが、その目論見の最中に恋人のヴァネッサ(=Morena Baccarin)が誘拐されてしまい、彼女を助けるために仲間と協力して戦っていくストーリー。

 

前作は恋人救出が目的でありながら受け止めてもらえるか覚悟を決めるお話だったので、作中でも言ってたようにラブストーリーという表現が合っているなと思います。

では、何故今作はホームドラマという表現を用いたのか。理由は2つで、1つめはこれも今作の作中で言っているから。

そして2つめは、今作はウェイドが仲間に助けられながら成長していくストーリーであるからです。愛する恋人ヴァネッサを亡くしたウェイドはその喪失感から、自分も死のうと考えるが不死身の能力のせいで何をしても死ぬことができなかった。

ヴァネッサに2度と会えない絶望に打ちひしがれるウェイド。だが、かつての盟友コロッサスやある目的で手を組むことになったドミノらと共に、1人の少年のミュータントの命を救おうとひたむきになっていきます。何故なら、真のヒーローとしての行動を成し遂げることで、ヴァネッサに会える(自分も死ぬ)ことが出来るかもしれないから。

長々書きましたが、今作はデッドプールが精神的に成長していくストーリーです。その中で前作よりも仲間に頼る度合いが増えており、自分ひとりの力ではなくてみんなの力を合わせることで目的を達成しようとする場面が多いです。こういうところとかもホームドラマぽかったですね。

 

しかしながら、1から2で作品の雰囲気でガラッと変わるのは新鮮で独特だと思う。1はラブストーリー、2はホームドラマ。ただし、雰囲気が変わっても共通しているところはどちらもハッピーエンドで終わるということです。それが頭にあれば楽しめる作品だと思います。

 

 

2,ストーリーは今作の方がよく出来ている。

 先程も書きましたが、今作は冒頭でヴァネッサが死んでしまい生きる気力を無くしたウェイドが、X-MENとして力の扱いが未熟な子どものミュータントを助けようと奮迅。その子を闇にのまれないよう救い出そうとする中で、ウェイドも成長していくストーリーになってます。

ウェイドの精神的苦悩も描かれてるので彼の心理を深く探れるし、今作からの新キャラでデットプールの良き相棒ケーブル(=Josh Brolin)との対決及び協力シーンまで描かれているので、ストーリーのボリュームとクオリティは今作の方が上だったかなと。そして今作は前作を観てこそ面白さが感じられるので、デッドプール1を観てからデットプール2を観ると今回のストーリーの良さが分かるのではないかなと思う。

 

 

3,ただし、アクションは前作の方がキレがあって激しい。

 もし前作デッドプールでアクションシーンに惚れ惚れして今作にもそれを一番に期待して観ると、ガッカリするでしょう。前作のような血が飛び散ってヒーローらしからぬ残虐な倒し方というのは序盤に少し流れるだけで、今作は非常にライトな描写に抑えられている。それでも他のヒーロー映画よりも血は吹き飛ぶし惨さもあるが、前作のような過激さというの今作には少ない。私的にはデッドプールアイデンティティが薄くなってしまい、残念な気持ちを抱いてしまった。

 

また、作品全体のなかで戦うシーンが前作よりも減っていた気がします。これは今作はストーリーに重点を置いたからだと勝手に解釈をしましたが、それでもどこか物足りなさを感じてしまう。大衆に好まれるようなエンターテイメント作品にはなりつつあると思うが、仮に続編が作られるのであれば原点回帰してほしいと願うばかりです。

何故なら、デッドプールを好きになった理由は、ヒーローらしからぬ過激さとエグい描写があったから。そこが薄くなってくるのであれば、一般的なヒーローと変わらない。デッドプールはダークヒーローとして位置を築いてほしい。それを目指すには今回のような路線では不可能だと思っています。

 

 

4,Morena Baccarinの美しさにときめく!

ヴァネッサ役のMorena Baccarin「モリーナ・バッカリン」の美貌はハンパないです。セリフも登場シーンも今作は少ないが、そこにいるだけで存在感があって一面を支配してしまう美しさ。今作を観た男はウェイド同様もうメロメロになっちゃう美女ですね。

まあこれに関してはMorena Baccarinが完全に自分の好みにガッチリとハマっている女優さんということもあるので、男が皆見惚れてしまうということは無いでしょう。しかし今作は女性キャラが少ないことも合わさって、印象にかなり残りやすいとは思います。

彼女が他の作品で演じているのも観たいですね。

 

 

 

 

最後に

デッドプールはR15指定作品。正直大人向けのヒーロー映画です。グロテスクな描写が多いからというのもありますが、大人の男女の恋愛模様が描かれているのが象徴でもあります。

ただ、前に書きましたが、目を覆いたくなってしまうかもしれない過激なアクションがデッドプールの醍醐味だと思います。そういったことでは、今作はちょっとイマイチでした。

デッドプールの世界観は失ってほしくないので、続けてほしいコンテンツだなと思っています。