Playing Leisure

外資系勤務の26歳が書く娯楽感想記。

【音楽】BUCK-TICK NO.0 感想

 

No.0 (通常盤)

No.0 (通常盤)

 

 

 

 

 

概要

デビュー30周年を不動のメンバーで迎え、新たな境地を切り開く21枚目のオリジナルアルバム!

デビュー30年を経ても、なお進化し続ける最新モードによるBUCK-TICKサウンドは、彼らが常に表現の根源とする人間が自らもたらす愛、闇、死といったテーマをグラマラスなロックサウンドで体現し新たな境地を切り開く。

 

 

 

 

収録曲の感想

1.零式13型「愛」

作詞:櫻井敦司  作曲:今井寿

2分程の長いイントロから始まるこの曲。いきなりBUCK-TICK色が強くはっきり表れてる生命誕生の歌詞と、低音が響く曲調がたまりません。

特に、最後の「 「愛」ト言う 」の後に響くドゥドゥドゥドゥーン!という足踏みしたくなるようなサウンドは最高です。

このアルバムのスタートにふさわしい1曲だなと思います。

 

 

2.美醜LOVE

作詞:櫻井敦司  作曲:今井寿

BUCK-TICKのアルバムにはまず収録されてるSEXの曲。美醜LOVEというタイトルはこれにピッタリな気がする。生命誕生のための行為だし、1曲目と場面がリンク出来る作りが素晴らしいと思う。

 

 

3.GUSTAVE

作詞:櫻井敦司  作曲:今井寿

BUCK-TICKのボーカル櫻井敦司の猫好きはファンには有名だが、まさか猫の曲を作ってくるとは恐れ入る。サビのCat Cat…の連続は頭に残って中毒性がある。今度このアルバムツアーの体験記を書くときにも言いますが、このサビの時のネコダンスは中々様になってます。

 

 

4.Moon さよならを教えて

作詞:櫻井敦司  作曲:今井寿

デビュー30周年、第2段先行シングル。歌詞的には別れの歌なのかな。それにしても、優しくて心地よいサウンド。最後の今井さんの「Under the Moon Light〜」のところ好き。

 

 

5.薔薇色十字団-Rosen Krevzer-

作詞:櫻井敦司  作曲:星野英彦

薔薇色十字団というフレーズと、最後の歌詞の「薔薇 薔薇 薔薇 薔薇 薔薇 咲き乱れよ 薔薇」ここの薔薇の連続にハマる。ヒデ作曲の曲にしてはかなりアップテンポ。

 

 

6.サロメ- femme fatale-

作詞:櫻井敦司  作曲:星野英彦

サロメという女性の歌。力強さと不気味さを感じる一曲。

 

 

7.Ophelia

作詞:櫻井敦司  作曲:星野英彦

オフィーリアという女性が描かれた絵画をモチーフにした曲なのかな。サロメとは対照的で、華やかさと切なさを感じる歌。

 

 

8.光の帝国

作詞作曲:今井寿

ここから今井ワールドに入ります。実に独創的な歌詞で、どういう意味なのか考えつかない。それが今井ワールドの面白いところである。

 

 

9.ノスタルジアーヰタ メカニカリスー

作詞作曲:今井寿

今井ワールド2作目。たぶんだが前の曲の光の帝国とリンクしているのかなと歌詞を見て思う。両者とも人間とは異なる生命体を描いた曲なんだろう。

そして、この曲はインパクトが強い。それは、今までに聴いたことがない音楽だから。こういう創造性こそがBUCK-TICKであり、今井寿だけが成せる技なんだと思う。

 

 

10.IGNITER

作詞作曲:今井寿

今井ワールド3作目。この曲が今回のアルバムで一番好きな曲です。厨二病感満載の歌詞が放たれる破壊力。その歌詞に勝るほどの櫻井さんの力強い歌声。突き刺さるサウンド。なにより、櫻井さんと今井さんの掛け合いがこの1曲を更なる高みへと飛躍させてます。

その破壊力ある歌詞からは、焼き焦がれた地上と空をイメージし、前2曲とは一転した過激さのある曲に感じました。この激しさもまたBUCK-TICKだから表現可能なのだと思います。

 

 

11.BABEL

作詞:櫻井敦司  作曲:今井寿

第1弾先行シングル曲。「夢魔」のようなダークな曲調が良いです。我はBABELという歌詞があるよう、愚かさや傲慢さを表した曲かなと。

 

 

12.ゲルニカの夜

作詞:櫻井敦司  作曲:今井寿

この曲は悲しみには覚えたとともに衝撃的だった。おそらく戦争の悲惨さを描いていると思うが、最も被害を受けるのは日常生活を平和に送っている人たちだというメッセージが伝わる。

もし親子がそれによって死別してしまうことだってあるし、肉体にも精神にも大きく痛む傷が生じてしまう。だから、戦争はしてはいけないだという櫻井さんの想いを受け止める事が出来た。

 

 

13.胎内回帰

作詞:櫻井敦司  作曲:今井寿

このアルバムのラストも戦争の悲惨さを描いていて、こっちは戦場に送り出された一兵士を描写しているものと考える。

これから先も生き続けたいが、戦争によって死を決心せざるを得ない。せめてもの願いで、愛する人には生きてほしいという悲しい想いが綴られたと思っています。

ゲルニカの夜と胎内回帰。この2曲は櫻井さんのメッセージがかなり心に響く曲だったなと、感じています。

 

 

 

 

総評

このアルバムは1曲目から最後まで聴いて、また1曲目に戻って聴きたくなるループ性があります。BUCK-TICK最高傑作と言われるのは納得ですね。このアルバム曲を引っ提げたツアーも現在開幕されているので、今のBUCK-TICKのパフォーマンスを生で観て、その目に焼き付けたいと思います。

 

 

 

 

私的好きな曲3選

1.IGNITER

2.ゲルニカの夜

3.美醜LOVE